WordPress移転は自分でできる?移行機能と代行の選び方

先に結論

WordPressの移行方法は、今の構成が対象かと、移行後の確認を誰が行うかで選びます。自分で担当できない作業は、代行の受付状況と範囲を確認して見積もりましょう。無料機能でも代行でも、自分に残る作業を含めて比べます。

条件確認日:2026年10月2日。以下は公式資料に基づく整理で、当サイトが移転した体験談ではありません。

最初に、自分で進める範囲を決める

次は当サイトの判断表です。操作に慣れているかだけでなく、移行後の業務を確認できるかで分けます。

今の状況先に検討する方法
対象条件を満たし、表示・フォーム・メールを確認できるサーバーの移行機能を使う
対象条件は満たすが、確認や切替を担当できないその作業も含めて依頼できる先を探す
マルチサイト、独自改修、大きなデータ等で対象外の疑いがある構成を伝えて個別に見積もる
管理権限やデータの持出し可否が分からない申込みより先に現在の管理者へ確認する

有料代行を選んでも、対象外の構成が必ず移せるとは限りません。「自分では難しい」と「そのサービスでは扱えない」は別に確認します。

XserverとConoHaの移行機能で確認する条件

Xserverの「WordPress簡単移行」は、確認時点でWordPress 4.2〜7.1、PHP 7.2以上が動作要件です。マルチサイト、2GBを超えるデータベース、WordPress.comからの移行などは対象外です。また、元の.htaccessや一部の独自配置データは移行されません。アクセス制御や転送設定を使っている場合は、コピー後に何を設定し直すかを確認します。Xserver公式の要件と移行対象

ConoHa WINGの「WordPressかんたん移行」は、機能の利用とテストサイト作成を無料で提供する案内です。これはサーバー契約自体が無料になるという意味ではありません。ConoHa公式の機能説明

ConoHaもマルチサイトやWordPress.comなどは対象外です。管理画面へのログイン時に二段階認証等を使うサイト、プラグイン追加時にFTP情報が必要な設定も利用できない条件に含まれます。対象へ合わせるために保護設定を外す前提で申し込まず、現在の構成で使える方法を確認してください。初期ドメインではテスト移行を利用できない制約もあります。ConoHa公式の対象外条件・テスト移行

ここに挙げたのは主な確認点です。条件を満たすことは、テーマやプラグインを含めた移転成功の保証ではありません。バージョンを変える必要がある場合も、その変更が現在のサイトへ与える影響を別に調べます。

代行は、価格より先に受付状況と残る作業を見る

公式サービス2026年10月2日の確認結果
Xserver「サーバー移転代行」通常表示は1サイト33,000円(税込)。Webデータ等の移行を扱うが、サイトの動作確認とネームサーバー変更は対象外
ConoHa WING「WordPress移行代行」新規受付を停止中。価格表が残っていても、利用できる代行として予算や日程を組まない

Xserverの料金ページにある初回無料の案内はビジネスプラン向けです。スタンダードで検討する人へ一律に無料とは案内できません。Xserver公式の代行料金・範囲 代行の申込みは本契約後で、無料お試し期間中は申し込めない条件もあります。Xserver公式の代行申込条件

ConoHaの代行ページには基本料金7,678円(税込)も掲載されていますが、新規受付停止の表示を優先します。無料のかんたん移行機能と、スタッフが行う移行代行を混同しないでください。代行が必要なら、受付再開の確認または別の依頼先の確保が先です。ConoHa公式の受付状況

契約前に埋める確認シート

分からない欄は推測せず、現管理者や依頼先へ確認する項目として残します。パスワードそのものは、この表に書き込みません。

確認項目自分のサイトについて書くこと
移転元の構成URL、WordPressとPHPの版、マルチサイトの有無、DB容量
権限WordPress・サーバー・ドメインの管理者と、必要情報を渡せる人
移すものWeb、DB、メール、WordPress外のファイルを分けて一覧化
対象外の設定独自改修、認証、転送、外部サービス接続と、その再設定担当
見積りの範囲サイト数、SSL、DNS、メール、動作確認が含まれるか
完了の判定重要ページ・受付・送受信等の確認者と、不具合時の依頼先
日程と費用受付可否、着手予定、旧契約の期限、追加見積りの有無

例えば、Webサイトのデータ移行だけを頼んでも、メールの設定や過去メールの保存まで含むとは決められません。見積書の「移転一式」を、表の項目に分けて確認します。制作会社が管理していて権限や契約の持出しから整理したい人は、管理引継ぎの確認事項を先に使ってください。

無料機能と代行を、同じ作業範囲で比べる

ここからは実在サービスの価格や所要時間ではない計算例です。自分で行う案を6時間、代行案を2万円+自分の確認2時間と仮置きします。時間を1時間2,000円で評価すると、時間込みの負担は自分で行う案が12,000円、代行案が24,000円です。

一方、自分で調査する時間が14時間なら28,000円となり、比較は逆転します。ただし時間相当額は現金の支払いではありません。両案に同じ確認作業を含め、失敗時の追加対応もどこまで含むかを確かめます。「代行だから確認時間はゼロ」「無料機能だから総負担もゼロ」と置かないための計算です。

移転費を含めてサーバー料金の差を回収できるかは、移転費用の回収期間で確認できます。本稿では移す方法を、リンク先では移す価値があるかを判断します。

移せる方法が決まってから、サーバー契約を選ぶ

自分の構成に使える方法、移行後に残る作業、支払える総額がそろったら、Xserverの契約条件またはConoHa WINGの契約条件へ進みます。リンク先の商品ページには広告を含みます。

方法や依頼先が決まらない間は、割引期限に合わせて新契約を急ぐ必要はありません。今のサーバーを続ける案も残します。受付状況・対象条件・料金は申込み前に公式で再確認してください。当サイトでは移行機能や代行を実利用しておらず、成功率・作業時間・無停止の移転を保証していません。